ビジョンの描き方

　「ビジョン」と聞いてあなたはどんなイメージを持つでしょうか。起業家を駆り立て行動を永続させる魔法の杖でしょうか。それとも起業家が仲間集めの時に立てる旗でしょうか。それとも誰も見たことも聞いたこともない未来の物語でしょうか。

　スタートアップにチャレンジをされたい方のご相談に乗っていると「ビジョンがぼんやりして見えない」「今年来年なら見渡せるけれども、もっと先は難しい…」等といったお話をよく耳にします。多くの方々がビジョンを描けないといった悩みを持っておられるようです。しかしながら、そもそも「ビジョン」はどうやって生まれてくるのでしょうか？天啓に導かれるように舞い降りてくる類のものでしょうか？実は、ビジョンの袂は大きく分けて二つあると言われています。一つ目は＜スタートアップを始める前＞に描き出されるものです。過去の経験から人生や社会への願いを発掘し、それを起点に未来の像を結ぶパターンです。二つ目は＜スタートアップ始めた後＞に描き出されるものです。何かしらのご縁やきっかけで製品やサービスを世に出した後、目指す未来や取り組む理由を問われた際に見出すパターンです。

　ご相談に来てくださる方の多くは「スタートアップを始める前」につき、今回は前者のプロセスでビジョンを描き出す機会を設けることにいたしました。あなたは何を作ろうとしているのか。あなたは何を成し遂げようとしてるのか。あなたは何故スタートアップを始めようとしているのか。あなたの情熱はいったいどこから来ているのか。対話を通じてそれを見出し明確にする機会です。新しいチャレンジを始める前に、アイデアをカタチにする前に、辿り着く先を明確にしてみては如何でしょうか。

＜日時＞
2019年11月12日（火）19:00～21:00
-19:00～20:30 ビジョンの描き方
-20:30～21:00 座談会

＜過去参加者の声＞

・想いを対話を通じて分かち合って、モチベーションが上がりました！（20代女性 マーケター）

・自分と近い未来のイメージを持った仲間と出会うことが出来ました！（10代男性 大学生）

・より多くの方に、この語り合う場に来てもらいたいと思います。（30代男性 エンジニア）

・挑戦への決意を改めて持つことができて、本当に嬉しいです。（30代男性 財務）

・私の人生のこの先の姿が見えてきました！これからが楽しみです！（20代女性 デザイナー）

ファシリテーター

中本 卓利（Nakamoto Takuto）

神戸大学発達科学部卒業後、教育法人などでファシリテーションに従事。その後に起業家のためのコワーキングスペース運営やインキュベーション施設のディレクターを経てStartupWeekendに参画。現在は北海道から沖縄まで全国にて起業家育成、企業や自治体の人材育成やイノベーション促進を手掛けている。加えてスタートアップを切り口に中国深圳やフィリピンセブ島やベトナムハノイやホーチミンなど、アジアを中心とした海外進出支援にも取り組んでいる。

備考

こちらは12月13日～15日に開催の「StartupWeekend東京Foodtech」のプレイベントとなります。Foodtech詳細は下記画像をクリックの上、ご確認ください。

StartupWeekend

Startup Weekendは、週末の3日間を利用してアイデアを形にするための方法論を学ぶ、スタートアップ体験イベントです。このワークショップは2009年に米国で始まり、これまで1,500都市で7,000回以上にわたって実施されてきました。Startup Weekendは初日の夜、参加者のアイデアの発表から始まります。そしてハスラー・ハッカー・デザイナーでチームを組み、3日目の夕方までに必要最小限のビジネスモデルを一気に作り上げます。ハスラーは顧客開発を、ハッカーは機能の開発を、デザイナーは使いやすいデザインを担当します。

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開催にあたり、以下のスポンサー様からご支援をいただいております。

弥生株式会社 様